サプライズ

    サプライズ(surprise)とはもとより”驚き、意外なこと”といった意味ですが、相場ではこのサプライズが重要な要素になります。例えば各国の中央銀行が行う金融政策の発表などでは、どんなに重要な決定であっても事前に予想された通りの内容であった時は、相場への影響はほとんどありません。これは、相場が事前にその決定を織り込んでしまうからです。市場参加者の確信が強ければ強いほど、織り込みの度合いは高くなります。逆に、予想外の決定が行われた場合、つまりサプライズがあった場合は相場が大きく動きます。相場というものは予想しうる事態を織り込みながら形成されていきますので、サプライズがあると急激な修正が起こるわけです。重要な政策や経済統計の発表がある時は、サプライズによって相場が急変するイベントリスクがありますので、十分な注意が必要です。