キャリートレード
キャリートレード(Carry trade)、厳密に言えば通貨キャリートレード(Currency carry trade)は、金利の低い通貨で資金を調達し、金利の高い通貨で運用する手法をさします。運用は債券投資がオ−ソドクスですが、他にも株式や不動産など様々な金融商品で行われます。
キャリートレードは基本的に金利差が大きいほど盛んになりますが、将来の金利差が広がるか縮小するかといった予測も重要です。また、ボラティリティーも重要なファクターです。為替市場の変動が少なければ、それだけ為替リスクも低下するので、キャリートレードが盛んになります。
キャリートレードは、調達通貨(ファウンディング通貨)にとっては下落要因、運用通貨にとっては上昇要因となります。しかし、借りたものはいつかは返さなくてはなりません。キャリートレードを解消する動きが広がると、調達通貨にとっては上昇要因、運用通貨にとっては下落要因となります。特に、解消の動きは一気に起こる傾向があるので、注意が必要です。
2005年から2007年前半にかけて、円やスイスフランを調達通貨として、オセアニア通貨などの高金利通貨で運用する流れが隆盛となりましたが、FXもこれに一役かいました。高金利通貨買い/円売りのFX取引もキャリートレードの一種であるわけです。
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