ノルウェー・クローネの特徴

ノルウェー・クローネ紙幣 ノルウェー・クローネ(Norwegian krone)はノルウェー王国の通貨で、通貨コードはNOK。同国の強みは何といっても経常収支、財政ともに黒字で安定していることです。案外に知られていないことですが、北海油田を有するノルウェーは原油・天然ガスでは世界有数の輸出国。それによって同国は非常に裕福であり、国民一人当たりのGDPは世界第2位(出所:IMF 2007年)。ちなみに1位はルクセンブルグ、日本は22位です。

また、巨額資金を運営する政府年金基金(GPF)を有していることがノルウェーに対する信頼性を高めています。原油輸出で得た利益をもとに創設した年金基金を世界の市場で運営していて、いわゆるソブリン・ウエルス・ファンドとしてはアラブ首長国連邦に次ぐ規模を誇っているのです。経済成長も悪くありません。2009年は減速こそしますが1.1%とプラスを維持する見込み。経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国の平均である0.3%を上回っています。マイナス成長が予想される米国(▲0.9%)、欧州連合(▲0.5%)、日本(▲0.1%)に比べればなおのことです。

    (2009年2月)

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