ユーロの特徴

ユーロ紙幣 ユーロ(Euro)は欧州統一通貨とも言われ、2008年1月1日現在で、欧州連合(EU)に参加している27カ国のうち15カ国が採用しています。イギリスや北欧を除き、欧州の主要国で流通しています。通貨コードはEUR。実際に通貨としての取引が開始されたのは、1999年1月1日から。まずは11カ国が参加して銀行間取引が始まり、その後順次、流通範囲が拡大してきました。今では、ドルに次いで取引高の多い通貨となっています。


ユーロ相場の動向

   ユーロの特徴は、なんと言っても『アンチ・ドル』の代表的通貨だということでしょう。為替市場は、ドルを中心に回っていると言っても過言ではありませんが、ドルに何か悪い要因があるとき、真っ先に買われるのはユーロであり、オセアニア通貨などはユーロに追随した動きを示すことがよくあります。世界各国の政府が保有する外貨準備は、以前はほとんどがドルでしたが、近年ではユーロの比率が高まっており、徐々にその存在感を高めています。また、為替市場ではユーロ/ドルの取引量が最も多く高い流動性があります。

   ユーロ圏の政策金利は欧州中央銀行(ECB)が決定します。その決定の場である理事会は、ユーロを取引するうえで最も注目すべきイベントでしょう。

   ユーロ相場も、他の通貨と同様にファンダメンタルズの情勢に強い影響を受けます。しかしユーロ圏は広く、各国のファンダメンタルズもまちまちです。そんな中、ユーロ圏経済の指標となるのがドイツです。ドイツの景気やインフレの動向は、ユーロ相場を見るうえで欠かせない要因です。特にIfo経済研究所が発表する指標(Ifo景気指数)や欧州経済研究センターが発表する指標(ZEW景気指数)は注目です。また、欧州委員会が発表するユーロ圏全体の経済指標も重要です。その他では、フランス、イタリア、スペインなどの情勢もユーロ相場に影響を与えます。

参考データ

参考サイト

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