ドルの特徴

ドル紙幣 ドルは複数の国で使用されている通貨単位ですが、単にドルと言う場合は米国ドル(US Dollar)を指します。ドルは世界の機軸通貨であり、最も多くの国や地域で通用する通貨です。通貨コードはUSD。為替市場でも他の通貨に比べて圧倒的な取引量を誇り、通貨取引のほとんどにドルが絡んでいると言われます。ドル以外の通貨どうしの交換比率をクロスレートと言いますが、クロスレートはドルとの交換比率を介して決定されます。

為替相場は、基本的にドルを中心にして回っています。『ドルvsそれ以外の通貨』という構造が根底にあり、それゆえ、ドル以外の通貨は同じような動きを示すことがよくあります。例えば、欧州通貨やオセアニア通貨が連動した動きを示すのは、ユーロと豪ドルに直接の相関関係があるのではなく、ドルが買われてそれ以外の通貨が売られる(あるいはその逆)という現象のためなのです。

FRB

    米国の中央銀行にあたるのがFRB(Federal Reserve System)=連邦準備制度です。だいたいどの国の中央銀行も、日本銀行とかイングランド銀行とか、名称に国名や地域名を用いていますが、米国は例外的ですね。FRBの中心的な組織はFOMC(Federal Open Market Committee)=連邦公開市場委員会で、政策金利であるFFレート(Federal Fund Rate)の誘導目標を決めたり、公開市場操作を行ったりします。年間で8回開催されます。FFレートの動向は、為替相場を読むうえで非常に重要なファクターであり、為替市場において最も注目される指標の一つです。

為替政策

    ドルのレートは、米政府の為替政策によっても大きな影響を受けます。プラザ合意のような歴史的な出来事もありますし、通商政策の手段に利用されることもあります。また、大統領選挙の年は、自動車などの輸出業者に配慮して、ドル安になりやすいといったことも言われます。ドルの短期的な動向には米国の経済指標や金融政策が大きな影響を及ぼしますが、市場が特定の為替政策を感じ取った場合、大きな流れはその方向に進むと言ってよいでしょう。ただ、米政府はそれほど為替政策に重きをおいておらず、基本的には市場に任せるというスタンスです。

参考データ

参考サイト

その他の通貨

 

 

 

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