FX推奨銘柄:リスク回避指向に対応

| | トラックバック(0)

先週後半は市場のセンチメントが目まぐるしく変りましたね。まずは水曜に発表された米消費者信頼感指数(10月)が47.7と、前月の53.4から急低下。8ヶ月ぶりの大幅な低下で、市場予想も大きく下回りました。これを受けてダウ平均が下落し、為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇。また、円はドル以上に強かったため、全面的に円高の情勢となりました。ところが、木曜の米GDPが前期比年率で+3.5%と市場予想を超え、5四半期ぶりのプラスに。株価は急反発し、為替市場は前日と逆の動きになりました。そして迎えた週末。発表された経済指標はまちまちでしたが、CITIやCITなどの金融機関に関する報道で市場不安が高まり、月末で利食い売りが強まったこともあって、米株価は再び急落。為替市場では再度のドル高・円高となりました。WTIなどの商品相場も急落しています。

こうした動きの中で注目されるのは、VIX指数(下図)が急上昇していること。リーマン・ショック後の2008年10月以来の上昇率となっています。「S&Pが主要銀行の格付けを引き下げる」との噂も流れているようですし、市場の心理状態はかなり悪化していますね。信用収縮が再び起こる可能性は低いものの、リスク回避指向が高まるのは避けられないように思えます。

VIX指数日足

さて、弊社の推奨ストラテジーにとっても先週は逆風となりました。まずドル/円の買いですが、週初は92円台にあった相場が週末には90円割れ目前まで下落。ほぼ建値まで戻してしまいました。惜しいことをしましたが、ここはいったん避難せざるをえない場面。建値の90.10円に指値を入れたいと思います。

ユーロポンドは予想に反して反落となってしまいました。現状は13週移動平均線に支えられている状況で、中長期的には上昇トレンドであるという見方は変えていません。ただ、評価損がこれ以上大きくなるのは放置できませんので、0.89ポンドを下回ったら損切りるすることにします。

EUR/GBP週足

ユーロ/スイスフランの買いは、方向感のない展開が続いていますが、万が一ミニ・リーマンショックが起こった場合を考えて、1.508フランに逆指値を入れることにします。従来から取り上げているように、週足ベースのADXが非常に低水準にあり、トレンドが発生してもおかしくない環境です。ここにきて下降トレンドの目も出てきたので、セーフティネットを張っておこうというわけです。

最後に当面の見通しと方針ですが、クロス/円は全体に下落リスクが高まっていると見ます。特に資源国通貨は春以降、積極的に買われてきたただけに、投機筋の買いポジションが積みあがっています。ニュージーランドドルコミットメンツ・オブ・トレーダーズを見ると、既に頭打ちから調整に転じており、当面はこの流れが続く可能性が高いでしょう。そこで、新たにニュージーランドドル/円を売る方針を推奨します。指値は64.90円。もう少し戻りを狙いたいところですが、ここは積極的姿勢で。

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: FX推奨銘柄:リスク回避指向に対応

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.fx-soken.co.jp/mt/mt-tb.cgi/71

主要市場の現在時刻

LONDON

NEW YORK

Sponsored Link


Sponsored Link

メルマガ

このブログの記事をメールマガジンで購読できます。


読者登録規約

FX総研について

このブログは今なん位?

リアルタイムレート


Powered by Movable Type 4.1
Copyright(c) 2008-2010 FX Reseach Institue, LLC. All Rights Reserved.