先週は米景気の回復期待に水を指す経済指標が続きました。木曜に発表されたISM景気指数(製造業、9月)は、改善予想とは裏腹に前回よりも悪化。景気判断の分かれ目となる50%は上回ったものの、市場に失望感を与えました。これを受けてダウ平均は203ドル安の急落となり、為替市場ではドルを買い戻す動きがおきました。金曜に発表された雇用統計も、NFPの減少幅が前回から拡大し予想外に弱い内容。失業率も26年ぶりに9.8%へ上昇しました。これを受けて為替市場では円とドルが他の主要通貨に対して買われましたが、株式市場の底固さを見ると、一転して逆の動きに。雇用統計ではこうしたジェットコースターのような展開も珍しくないので、腕に自信のある方以外は傍観が賢明と思います。で、結局のところ一週間の動きとしては、多くの通貨ペアで十字線(参考:ローソク足の見方)のような足型が立ちました。
さて、そんな中で、売り持ちしていたポンド/円が利食いのターゲットである141円を月曜早々にヒット。建値が149円でしたから8円幅の利食いです。レバレッジ3倍では16.1%、5倍で26.8%の運用益でした。これで通算成績は5勝2敗、通算運用益はレバレッジ3倍で66.7%、5倍で111.2%となりました。ただまぁ、その中ではノルウェークローネ/円買いの利益が大きく、3分の2くらいを占めていますので付記しておきます。
あと、1.4687ドルで買い持ちしているユーロ/ドルですが、1.45755ドルで引けています。弱い景気指標やそれを受けた株式相場の軟調に引っ張られました。来週からは、米企業の四半期決算発表が始まります。概ね悪くない内容が予想されており、ダウ平均も小じっかりではないかと見ています。そうなればユーロ/ドルも反発基調となる可能性が高いので、利食い目標および損切りの条件は据え置くことにします。
同じく買い持ちしているユーロ/スイスフランですが、先週はスイス当局が介入を実施したとの観測が流れました。当局はコメントを出していませんが、ドルやユーロに対して軽くスイスフランを売ったと見られています。ただ、相場への影響は限定的で、結局はいってこいに終わってしまいました。この当局の姿勢も同ペアの買いを推奨した一因だったわけですが、どうも期待通りの展開になってくれません。図はユーロ/スイスフランの週足とADXです。注目したいのは、ADXが非常に低水準になっていること。これは遠からずトレンドが発生することを示唆しています。問題はどっち向きのトレンドかですが、基本的にはアップと見ています。ただ万が一ダウンだった場合は、損切りを実行しなくてはなりません。そこで1.499スイスフランに逆指値を置くことにします。
最後に、ユーロ/ポンドの押し目狙いを推奨しておきます。ターゲットは0.9ポンド。長期的には2008年12月の0.98ポンドをトライすると見ています。
