FX推奨銘柄:ドル/円(短期)No.2、ユーロ/スイスフラン(中長期)No.1

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先週のマーケットは全般に方向感を欠く展開でした。先々週末発表された米雇用統計の影響が意外に長続きしなかったですね。一方で、米国の小売売上高(7月)や消費者態度指数(ミシガン大学)が下振れしたことにダウ平均は素直に反応。米国債が一環して上昇(金利は低下)する一方、原油相場が週末に大きく下げるなど、全般にリスクへの警戒感が強まっている印象を受けます。

中長期的な相場を占ううえで注目されたFOMCですが、結果は次のような内容でした。

  • 景気判断を上方修正
  • 低金利の継続を表明
  • 米国債の買い入れ増額は見送り
  • 米国債の買い入れは徐々に減少し10月末までに上限に達する

この中で、米国債の買い入れ期限が10月末までと明示されたことは、記憶に留めておきたい点です。ドルを垂れ流している蛇口が徐々に閉められると、今度はダブつくドルをどうやって吸収するかという難しい場面が訪れます。鍵は景気動向が握っているわけですが、市場は今のところ楽観的に考えているようです。ただ、ちょっと楽観的すぎたという反省ムードが出てくるようだと(前述したように少しその兆しがあります)仕掛け時となるので、特に消費関連などの経済指標には注目しておきたいところです。

一方、先週号で推奨したドル/円の買いですが、火曜日に指値の96.80円で約定しました。しかしその後も下落し、週末は94.90円で引けています。これはちょっと想定外でした。25日移動平均線が上向きなので、今のところは下落基調が続くとは見ていませんが、先週の安値を下回ってくるようだと、損切りをせざるを得ないでしょう。ということで、94.40円を逆指値水準にしておきます。どうもこのところ、BINGO!っていう感じのストラテジーが提示できていませんが、こういう時は往々にして相場の潮目が変るときです。秋相場ではその流れにうまく乗っていけるようにしたいと思っています。

あと、追加でユーロ/スイスフランの買いを推奨しておきます。下図はその日足ですが、200日移動平均線が上向きになってきていますし、100日線は既にその上にあります。ファンダメンタルズから見ても、先週発表されたドイツ、フランスの2QGDPが低下予想に反して上昇する一方、スイスの金融機関は相変わらず火種を抱えています。先週は米国で今年最大規模の金融破綻(地銀大手のコロニアルバンクグループ)がありましたしね。100日移動平均線の水準を買いのターゲットとしておきます。いずれ300日線をブレークしてくるはずです。

EUR/CHF日足

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