先週は、前半こそドルは主要通貨に対して堅調だったものの、後半は逆の動きとなり、結局ドルインデックスは僅かながら年初来の安値を更新しました。株式相場が世界的に堅調だったこと、原油相場が急反発したこと、過去最大規模の米国債入札が波乱なく終わったこと、米GDPが予想よりも良かったことなどが要因でした。当ブログで売り持ちしていた豪ドルも年初来高値を更新し、ロスカットのターゲットとしていた0.8363ドルをヒット。残念ながら、今回のストラテジーは失敗に終わりました。値動きは6%、レバレッジ3倍で18%のマイナスでした。
これで戦績は4勝1敗です。後講釈しても仕方ないのですが、やはり大勢に逆らって短期的な調整を取りに行くのは難しいですね。一つボタンを掛け違うと取り返しがつかなくなってしまいます。大勢準張り、小勢逆張りという基本姿勢に反した罰が当たったようです。
さて、気を取り直して次を考えましょう。基本的なシナリオに変更はありません。すなわち、今後はドルが反発するだろうという見通し自体は維持しています。理由は以下のとおりです。
- 米国の消費はまだ当面は低空飛行を続けると見られること。実際、GDP自体は予想よりも良かったものの消費不振も明らかとなっている。
- そのため、米株価も遠からず調整局面に入ると予想される。
- 世界的にエネルギーや金属などの商品在庫が積みあがっており、いずれ投機資金が流出する可能性が高い。
- バルト3国で金融不安が高まっており、スウェーデン、スイス、オーストリアなどの金融機関が不安を抱えている。
- 中国が過剰流動性によるミニバブル状態にあり、いつ反動が起こっても不思議ではない。
- 世界は景気回復に対する安心感でちょっとしたユーフォリア状態にあり、遠からず冷静さを取り戻すはずである。
感覚的には、ダウ平均も資源国通貨も戻りいっぱいのところまで来ていると思うのですが、このユーフォリアはもう少し続く可能性もあります。失敗したばかりですし、ここはしばらく様子を見ることにしましょう。今週はISM景気指数や米雇用統計といった重要な経済指標の発表、それとECB(欧州中銀)、BOE(英中銀)の金融政策会合も控えてますしね。それらを見たうえで、次のストラテジーを固めたいと思います。
