FX推奨銘柄:豪ドル/円 No.5

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先週はリスク資産を売って安全資産を買う動きが強まりましたね。世界全体で株式や原油が下げる一方、国債が値上がりしましたし、為替市場では資源国通貨、新興国通貨が売られて、円が買われました。やはり、米雇用統計が予想を下回ったことが市場心理を冷やし、過度な景気回復期待に対する警戒感が台頭したようです。

さて、当社の売買方針ですが、推奨していた豪ドル/ドルの売りが成立しました。指定していた三つの条件の中で、トレンドラインを割るという条件をヒットしましたから。建値はトレンドラインを明確に割った火曜日の終値ということにしましょう。具体的には0.789ドルです。利食いのターゲットは100日移動平均線。先週末時点で0.7366ドル水準にあり、上昇中です。

今回、豪ドル/ドルを売り持ちしたわけですが、あくまで調整局面の下げを取ろうという短期方針です。超長期的な視野で見ると、資源国通貨や新興国通貨に対する投資のチャンスが到来しつつある場面だとも考えています。特集記事の『円の超長期トレンド』でも書きましたが、10年単位で考えれば円は下降傾向を辿ると思っていますので、そういうスタンスでの投資を考えるなら、豪ドル/円などの動きはそろそろ注視しておくべきでしょう。70円を割ってきたら、豪ドル債や豪ドル建てMMFの検討をお薦めします。

では、足元の調整局面はどの程度続くのか、候補をいくつか考えてみましょう。世界の金融市場の指標となる米株価を基準に考えると、今年前半のスプリングラリーにおけるS&P500の上昇は約67日(営業日ベース)でした。調整局面という見方に立ってこれよりも長期化することはないと考えると、まずフィボナッチ・リトレースメント(68.1%)から求めた約46日が候補になります。カレンダーベースで約2ヶ月ですね。50%として約34日。すでに20ほど日経過していますので、あと2週間から1ヶ月といったところでしょうか。そうすると、7月末から8月中旬ころが日柄のターゲットになります。

まぁ、これは一つの目安であって、為替市場が株式市場と完全に歩調を合わせるわけではありませんし、第一、相場は予想してもなかなかその通りにはなってくれません。もし3月の安値が大底でなかったら、シナリオはまったく違ってきます。「どうも様子がおかしい」と思ったらその時は指摘させていただきますので、当面は上記シナリオにそった売買方針を継続したいと思います。

AUD/USD 日足

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