先週はISM景気指数と米雇用統計が注目材料でしたが、1勝1敗でしたね。ISMは予想より良かったものの、NPFは予想を下回りました。ただ、市場心理に及ぼす影響は後者のほうが大きそうです。もともとNFPはぶれの大きな指標ですし、景気に対しては遅行指標です。また、今回は政府部門の減少が大きく影響したもので、数字ほど悪くはないという見方もあります。しかしそうした事情を差し引いても、事前予想とけっこう乖離がありましたし、何と言ってもFRBが最も重視する統計の一ですから。そういうわけで、いわゆる理想買いのあとの短期的な弱気相場(長期的に見れば押し目)の到来を見込んでいる状況に変化はありません。ここで言う弱気の対象は、株価、原油などの商品相場、資源国通貨や新興国通貨といったリスク資産です。
今週からは、米企業の4-6月期決算が出てきますので注目なんですが、けっこう良い数字が出てこないと、市場は失望するように思います。ここまで、リスク資産の上昇スピードが速いので、それを正当化するには相応の数字が必要だからです。バカンスシーズンの到来を迎え、4-6月期の決算発表で材料出尽くしから押し目形成へ、そんなシナリオが有力なんじゃないかと考えています。
では具体的なストラテジーですが、豪ドル/ドルの売り方針に変化はありません。でもなかなかターゲットをヒットしないですね。先週は指値の8.2ドルに接近したんですが、8.155ドルまででした。そこで今週は建玉の条件を一つ追加して、次の三つにします。なお、建玉した場合の利食い目標はひとまず100日移動平均線(図のブルーの線)としておきます。
