1.460ドルで買い持ちしていたポンド/ドルですが、先週はトレーリングストップ注文が執行される展開となりました。7日に1.5196ドルまで上昇したあと1.4942ドルに下げましたので、下げ幅は0.0254ドル。設定したドローダウンの幅は0.02ドルでしたから、1.4996ドルで決済となったわけです。そのあと、米雇用統計でドルが全面安となったため、ポンド/ドルも1.523水準まで上昇したのはちょっとおしいことをしましたが、これも相場です。
さて、この取引の帳尻ですが、売り買いの差額は0.0396ドルですので、建値の1.460ドルに対して2.7%の利回りとなりました。レバレッジ3倍で8.1%、レバレッジ5倍で13.6%の利回りです。しかし実際には円建てで精算されるわけですから、参考までに円換算してみましょう。建値を当時のレートで円換算すると丸代金は141万円ほどでした。充当する証拠金はレバレッジ3倍で47万円、5倍で28万2千円です。もちろん、業者が提示する証拠金はこれよりももっと少なくてすむと思いますが、当社では3倍~5倍のレバレッジに抑えることを強く推奨します。次に帳尻を円換算すると、決済時のドル/円は99円水準でしたので39,200円といったところです。レバレッジ5倍だと28万2千円の証拠金を使って39,200円を稼ぎ、利回りは13.9%。前回のクローネ/円には及びませんが、悪いくない結果だったと思います。
それから、0.9055ポンドで売り持ちしているユーロ/ポンドですが、先週は一時0.8763ポンド水準まで下げました。しかし週末には大きく反発し、結局0.89515ポンドで引けています。25日移動平均線を超えてきたのは気になりますが、まだ下降中なので方針は変更しないこととします。なお、念のため損失が出ないように、建値で逆指値注文を入れておくことにしましょう。
最後に、為替相場全般について簡単に触れておきます。金融市場はストレステストやクライスラーの破産問題を乗り切り、米雇用統計が予想よりもよかったこともあって、リスク志向が改善しています。VIX指数も穏やかに低下傾向を続けていますし、コミットメンツ・オブ・トレーダーズを見ると、ポンド以外はドル買いポジションが解消されています。下のチャートのように、原油価格も上昇基調が鮮明になってきました。こうしたことを反映して、ドルインデックスは下落傾向を強めています。当面、ドルは弱い地合が続きそうに思えます。ドル/円もいずれ90円台半ばまでは下がると見ていますが、具体的なストラテジーは次回以降に提示したいと思います。
