先週は一段とドル安が進みましたね。下の図はドルインデックスの週足チャートですが、上ひげが長く下ひげがほとんどない陰線ですから、下値余地を暗示する足型になっています(参考:ローソク足)。米国債の格下げ懸念後退、消費者信頼感指数など強い経済統計といった支援要因もあったのですが、財政赤字に対する懸念やリスク志向の回復がこれを上回りました。
下の図はWTIの週足ですが、リスク志向の回復は、原油に代表される商品相場の上昇に現れています。中国が商品(資源)の在庫を積み増していることがあります。また、こうした動きが豪ドルなどの資源国通貨を押し上げているわけです。
さて、話しを当社推奨のストラテジーに移しましょう。先週号ではドル/円の戻り売りを推奨し、ターゲットを21日移動平均線としました。結果として、木曜日にこれをヒット。外貨建投資信託の大量設定があったことなどに助けられました。この日のBID終値ベースで21日移動平均線は96.54円でしたから、きりのいいとろこで96.50円で約定したことにしましょう。その後は急反落して週末は95.23水準で引けていますので、早くも1円以上の利が乗っている状態です。
利食いのターゲットは、当初の設定とおりに93円とします。ただ、ちょっと気になるのは、商品相場が過熱してきていることと、ドルインデックスもあと一押ししたら修正局面に入る可能性が高そうだということ。そこで、例によってトレーリングストップ注文も入れておきたいと思います。ドローダウンの幅は50銭とします。
次に、0.9055ポンドで売り持ちしているユーロ/ポンドですが、先週も直近の安値を更新し、週末は0.8737ポンドで引けています。十分に利が乗っていますが、引き続きターゲットの52週移動平均線を目指します。
