ユーロ/ドルの売り玉は維持

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先週はユーロ/ドルの戻り売りを推奨し、ターゲットは1.32ドルとしました。推奨した時点の値段が1.271ドルでしたからまだだいぶ距離はあったのですが、結果として急上昇となり、一時は1.34ドルを越えるまで値を上げました。ECB関係者から相次いでタカ派的な発言があったことも一因ですが、基本的にはデレバレッジの動きが一巡したとの見方が有力になるなか、上値トライのムードが高まったことが主因でしょう。で、実際にトライしたら抜けてしまったという感じ。その他の欧州通貨やオセアニア通貨もユーロに連れ高したものの押し戻されており、ユーロの軽さが目立ちました。

さて、ここまで上昇するのは想定外でしたので、現在は建玉が含み損を抱えた状態となっています。ただし、損切りをする必要はないと考えています。内部要因主導で上昇した相場ですから、一本調子で上昇する可能性は低いからです。テクニカル分析でも75日移動平均線で止められており、相応に戻り売りの圧力は強いと予想します。何か支援材料が出れば別ですが、その可能性は低いでしょう。ただし一方で、2ヶ月ぶりの高値を示現した相場なので、短期的には戻り局面に入っていると考えるのが自然です。総合的に判断すると、目先は一旦下げるものの、50日か25日の移動平均線で下げ止まり、再び上値をトライするというのが、メインシナリオと思います。

そこで問題なのが、現在の建玉であくまで利益を狙いに行くかという点です。上のシナリオ通りにいけば十分に利食うことが可能ですが、シナリオ通りにいかないのもまた相場です。現時点で損切りが必要とまでは思いませんが、ここは安全を優先して、建値まで下げてきたら決済することをお勧めします。なお、追加で売り建てるのはまだ時期尚早。ここからさらに100日線の水準まで上げたときに取るべき選択肢でしょう。

なお、ユーロ以外の主要通貨も対ドルで底固い推移になってきています。ドルインデックスのチャートを見ると、当面は円以外の通貨に対してもドル安傾向が続く可能性が見てとれます。短期的には押し目買い基調かもしれません。ただ前回も書きましたが、大勢に逆らうポジションは取るべきではありません。それが、レバレッジを抑えることとともに、副業として長く相場で儲けていくためのコツですから。

ユーロ/ドル日足

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