今週(4/11~)は、ユーロ売り/ポンド買いの利食いターゲットだった0.780を週明け早々にヒット。建値が0.793でしたから0.013の利益となりました。ヒット時のポンドは210円水準だったので、円換算すると1枚(1万ユーロ)あたり約27300円です。保有日数は7日、スワップポイントは通算で+160円程度でした。なかなか悪くない取引です。それにしても、利食い後には急反発しましたから、その点はすごくラッキーでした。
- スワップポイントは業者によって異なりますので参考値です。
ユーロ/ポンドが急反発した理由は、ポンドが大きく売られたからですが、原因はイングランド銀行(英中央銀行)の四半期インフレ・レポート。その内容が予想以上にハト派で、市場にとってサプライズだったからです。英国は景気が悪化しており、もともと利下げ予想はありましたが、一方で物価上昇もきつく、利下げ開始は来年と見られていました。しかし今回のレポートはこうした見方の再考をうながし、利下げ予想が一気に強まったのです。
グラフはポンド/ドルの週足と移動平均線、フィボナッチ・リトレースメントです。昨年11月の高値からの下落は23.6%戻し(リトレースメント)の水準できっちりサポートされていたことが分かります。これを下抜いた後、急落商状となっているわけですが、次の下値の目処をあげると、38.2%戻しの1.8313水準や、300週MAの1.8379水準などが考えられます。週末終値の1.8653水準からすると、まだ下値余地が見込める状況ですね。そこで今週のストラテジーは、ポンド売り/ドル買いを推奨します。ただし、ドルもやや買われ過ぎの様相なので、戻りを待つことにしましょう。ターゲットは1.89です。
今の市場の関心は、インフレから世界的な景気後退に移っています。どの国がどの程度のペースで利下げを行うか、ということがメインテーマになっているわけです。その意味で、NZドル、豪ドル、ポンド、ユーロといったところは中長期的に見てドルに対して売られやすい状況にあります。ただ、上でも書いたように足元ではちょっと売られすぎの感があり、特にテクニカル的には豪ドルがそうです。もし、0.855を割るような場面があれば、豪ドル/ドルの買いをお勧めします。これが今週二つ目のストラテジーです。さてターゲットはヒットするでしょうか。楽しみですね。
