ユーロ/ポンドは売り方針で(2)

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まず前々回(8/2)と前回(8/4)の記事をレビューしておきましょう。前々回では『欧州景気の悪化が鮮明に』と題し、ユーロ/ドルは売り方針に転換すべき時期に来ているとしました。具体的なストラテジーとして、『遠からず1.53を試しにいくと見られるが、売り建ては100日MAを上回ることが条件』と書きました。結果として、わずかに100日MAには届かず、あとはつるべ落としのように急落。週末(8/8)には一時1.50を割る場面もありました。う...ん、ちょっとおしいことをしましたね。でもまぁ、チャンスはいくらでもやってきますから。

次に前回の記事『ユーロ/ポンドは売り方針で』ですが、ユーロ/ポンドに売りサインが出ているので、0.7930でユーロ売りポンド買いを推奨しました。利食いのターゲットは0.7800。結果として、この売り注文はその日の海外市場で成立し、週末は0.7805で引けています。わずかに利食い水準には届きませんでしたが、狙いはBINGO!。中期的には200日MAの水準まで下がる可能性が高いですが、利食いのターゲットは据えおいて、確実に利食いましょう。

では、今後のストラテジーです。8/11からの週は、ユーロ/ポンドの利食いを待つ以外は少し様子を見ることにしましょう。主要通貨に対するドル高は一服商状となる可能性もあり、特に先行して下げたNZドルや豪ドルは反発の余地があるかもしれません。でもそれを狙って買いを入れるのは推奨できません。ボラティリティーも上がっていますし、ここは戻り売りのチャンスを待つべきところです。

あと、ドル/円についてですが、下のチャート(日足+100~500日移動平均線+25日平滑化RSI)で見て取れるように、今はちょうど300日MAで頭を抑えられています。これまで100日MA、200日MAが抵抗線として働いてきていますので、今回も同じパターンになる可能性は高いでしょう。その後、次の抵抗線である400日MAを試す流れになるかと言えば、その可能性は低いと考えています。足元、ドルは欧州やオセアニアの地盤沈下で相対的にアウトパフォームしてますが、ファンダメンタルズは改善していません。FF金利の早期引き上げ期待は徐々に後退すると考えるのが自然で、そうなると再び105円を割ってくると予想されます。もちろん、今後の景気指標などにもよりますが、今はそう見ています。

ドル/円のチャート

最後に、7/27の記事で取り上げたNZドル/円のボリンジャーバンド(以下、BB)をフォローしておきたいと思います(図1)。BBは移動平均線に偏差値の考え方をプラスしたもので、バンドの幅が狭いのはボラティリティーが下がっているサインだということは前回もお話ししました。そういうときは大抵もみ合っていて、次のトレンドが出る前兆です。そこから放れる動きが出たら素直にフォローするのがBBの使い方の一つ。7/27でご紹介したときはまさにそういう状況だったわけで、結果はセオリー通りとなり、NZドルはその後大きく下げました(図2)。弊社では主力の分析手法ではないんですが、チェックは欠かさないようにしたい手法の一つです。

図1(NZドル日足+25日ベース第2標準偏差BB)
NZドル/円のチャート1

図2(同上)
NZドル/円のチャート2

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