ユーロ/ポンドは売り方針で

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ユーロ/ポンドのチャート

チャートはユーロ/ポンドの4時間足です。それに移動平均線RSI(相対力指数)を加えました。移動平均線の計算期間は100足から500足までの5本、RSIは100足で平滑化しています。チャートの期間は、昨年夏にサブプライム問題が表面化してから本日18:00までをカバーしています。この期間は、サブプライム問題の影響でポンドが売られ、今年の4月までそのトレンドが続きましたが、以後はボックス圏の動きになっていますね。

さて、このチャートで注目していただきたいのは、まずは移動平均線のかたちです。弊社では、複数の移動平均線で形成される線の束をストリームと呼んでおり、その傾きや幅で相場の流れを把握します。束を一体で見ることが重要なので、それぞれの移動平均線の色はあえて同じにしています。ただ、一番長期の線だけは区別できるようにややトーンを変えています。このチャートのように500足という長期の移動平均線は一般的にあまり用いられないと思いますが、弊社ではすごく重視してるんです。

前置きが長くなりましたが、ストリームが基調転換のサインをいくつか出しているのでご紹介します。

  1. 今年の5月以降はストリームの上限が横ばいになる一方、下限が切り上がってペナントを形づくっています。相場の格言に『もちあい放れにつけ』というものがありますが、とりわけ三角もちあいは注目に値します。ストリームでも同じで、近い将来に次のトレンドが生まれる可能性を感じさせます。
  2. 最近では、ストリームの幅がなくなり、いよいよ煮詰まってきた感があります。
  3. このチャートでは分かりづらいのですが、500足線が一番上に位置し、一番短期の100足線が残りの4本に対してデッドクロスを演じています。移動平均線の基本として『横ばい又は下降に転じた長期線を短期線が上から下へ抜けば強い売りサイン』というセオリーがありますが、まさにそういう状態になっているわけです。
  4. ストリ-ム自体が右下がりになりつつあるうえ、価格がこのところはストリームの下で推移しています。

これらはみな下降相場への転換を示唆しています。

次にRSIを見てみましょう。相場が上昇トレンドにあった期間は、概ね50%水準が押目のサポートになっていたことが分かります。これはきれいな上昇トレンドが出たときにはよく見られる現象です。あくまで後講釈ですが、50%水準で押目買いに動いていたら、かなり成功していたことでしょう。

相場が4月からもちあいに移行すると、RSIは50%水準をはさんだ上下動に変わります。相場と同じようにボックス圏の動きになったわけです。しかし、一時的ですが最近この下限を下抜けていることが見て取れますね。RSIの動きは実際の価格の動きに先んじることがよくあります。今回もそのケースである可能性は高いのではないでしょうか。

足元のファンダメンタルズはユーロもポンドも良くありません。しかし、サブプライム問題の影響で売られたポンドは、バリュエーション(相対的な価値)という意味でユーロに対して割安になっています。弊社では、0.7930ポンドでユーロ売りポンド買いを推奨します。利食いのターゲットは0.7800ポンド。なお、見通しが外れた場合のシナリオとして0.8000ポンド周辺までの上昇はありえるので、いつものようにレバレッジは3倍程度に抑えてくださいね。もし他にポジションを持っていてこのルールに引っかかるようなら、決済することが前提になります。

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