FX総研では金科玉条としているエントリールールがあります。それは『大勢順張り・小勢逆張り』という方針。これは「大きな流れには決して逆らわないけれども、建玉するときは足元の逆を張る。」ということです(詳しくは『マイルールの重要性』をご覧ください)。
では現在の大勢をどう判断するか。ファンダメンタルズから考えると、
- 米国の信用収縮はそう簡単には回復しそうになく、金融システムは不安がいっぱい。
- 堅調だった欧州の景気も悪化の兆候が強まっており、サブプライム問題の影響はまだ出そう。
ということで、明るさはしばらく出てこない感じです。ただ、相場は悪材料を先行して織り込みますから、その点は注意が必要ですが。
一方、テクニカル的にはどうでしょうか。下の図はドル/円の日足で、50日、100日、200日の移動平均線を付け加えています。これらの移動平均線が支持線や抵抗線としてよく効いているのが分かりますね。足元も200日線で上値を押さえられています。上述したファンダメンタルズを考慮すれば、今回もこの水準(107.11円付近)を大きく越えていく可能性は低そうです。ただ、50日線は上昇基調、100日線は横這いになりつつあることを考えると、弱気が支配している環境でもありません。
以上を総合的に判断して、この局面では7月前半の戻り高値(107.70円台)も視野に入れ、107.50円をターゲットに『ドル/円の売り』を推奨したいと思います。注文の期間は今週いっぱい。成立した場合の利食いはひとまず50日移動平均線の水準におきます。今回の注文が入る可能性はあまり高くないと思いますが、チャンスは波のように向こうからいくらでもやってきます。あせりは禁物。なるべく有利な条件を狙っていきましょう。なお、いつものようにレバレッジは3倍です。
